大魔王 ゾーマ(ドラクエⅢ)

ドラゴンクエストⅢ(FC、SFC)より

  • カリスマ : ★★★★★
  • 知名度  : ★★★★★
  • 人気   : ★★★★★
  • 知力 : ★★★★
  • 悪さ : ★★★★
  • 強さ : ★★★★

キャラクター

『魔王』の中でも相当有名な悪のカリスマ的存在。

古い作品ながらファミコン全盛期だったことも相まって非常に
知名度、人気が高く、

まさに魔王の中の魔王、大魔王

である。

そのインパクトの強さの割に、
作中ではほとんど登場せず、終盤に黒幕として登場する。

それまでゾーマの存在を匂わせる演出が全くない上、
それまでラスボス扱いだった魔王バラモスまで進むのにかなりの時間が
かかるため、バラモスをようやく倒し、平和を感じさせる展開の直後の
イベントで幻影として突然登場する(ついでに兵士が消し炭にされる)のだが、
ネタバレしていない初プレイヤーにとっては、ゾーマ登場により

すっかり気力を無くしてしまった情けないアリアハン王

のような気持ちを感じさせたに違いない。

アレフガルド(裏の世界)を闇の世界と化したゾーマの魔力は凄まじく、
ラダトームの城下町にいる町娘に

「魔王バラモスをたおしたですって?
でもバラモスなど大魔王ゾーマの手下のひとりにすぎませんわ。」

という、プレイヤーにその強烈な強さを思わせる有名セリフを
言わせしめる(実際バラモスの兄弟が手下にいたりする)。

実際に勇者達と相対した時もセリフ自体は少ないものの、
戦闘前、戦闘後ともにここに書くまでもないような有名で
威厳のあるセリフを言うことが人気の理由の1つだろう。

また、セリフの内容が少し哲学的なところが個性的である。

大魔王といえど、
最期はドラクエシリーズお馴染みの「ぐふっ!」と言う。

戦闘時の曲『勇者の挑戦』が神曲、名曲として非常に名高いのは
曲自体の良さだけではなく、
ゾーマのカリスマ性が大きく影響していることは間違いない。

ゲーム内の強さ

FC版は『ベホマ』によるダメージがよく通ることと、
HPの少なさから内容が薄いかもしれない。

しかしSFC版では『ベホマ』の効率が悪く、
HPも大幅にアップしているのでラスボスとしてボリュームはたっぷりだ。

他の大ボスが好んで使う『イオナズン』や『メラゾーマ』は使わず、
威力が低めな『マヒャド』を使い、『こごえるふぶき』と合わせて
冷気系が得意なキャラという位置付け。

今ではドラクエシリーズの大ボス愛用で、
ボスの強さを安定させるために非常に重要な

『いてつく波動』を初めて使ったボスとしても有名。

プレイヤー側は通常、イベントアイテム『光の玉』を使って戦う。

ゾーマは変身しないのだが、この『光の玉』を使う時の演出が神がかりで、
後のあらゆるジャンルにおける
変身するのが当たり前のボスに見劣りしない。

これを使わない場合は『闇ゾーマ』と言われ、かなり強い。

『闇ゾーマ』は途中でマホカンタを使い、
攻撃のルーチンパターンが決まっているので敢えて『闇ゾーマ』を
攻略しようと思っている人向けに調整されているのかもしれない。

その人気の高さから、『ゾーマ厨』という言葉が
生まれるほどの信者がいて、圧倒的な強さを誇るⅤやⅥの裏ボスと比較され、

「ゾーマの方が強い」

などと狂信的な発言をするため、しばしば争いが起こる。

しかし、この頃のドラクエにはまだ
『こごえるふぶき』の上位版である『かがやく息』が無かったし、
作品が新しくなるごとにゲーム性を高めるために、他にも多くの、より強い技が
導入されていくのでⅤのエスタークやⅥのダークドレアムに比べると
ハッキリと劣ってしまうのは仕方が無い、当たり前のことである。

にも関わらず無理して比較してゾーマを
応援してしまう者が目立つのは、それほど人気が高いことの表れだろう。

ゲーム内の強さはその時代のゲーム性に関わるのでともかくとして、
設定上の強さとしては
最強クラスであって欲しいと願うファンが多いことは間違いなさそうだ。

「さあ わがうでの中で息絶えるがよい!」

関連動画

DQMBV 伝説の勇者VSゾーマ,真ゾーマ

ドラクエ3 しんりゅう VS 闇ゾーマ

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プロフィール

Author : 魔王 小沢

キャラ名
・オザワ(RG)
・帝愛グループ(製薬)


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